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Yamakake's Blog

2013年半ばに、勤め人生活にさよならしてアメリカにて起業しました。妻と二匹のチワワと暮らしてます。日常のよしなしごと、時々起業の話。

ナイアガラに行ってきました その3 トロントへ

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ナイアガラに行ってきました その3 トロントへ

ナイアガラ川にかかる橋を渡るとカナダ側の入国検問があります。検問というよりも、単なる高速の料金所のようなブースで、審査もいくつか質問されるだけでした。

「住まいは?」
「ニュージャージーです」
「入国の目的は?」
「滝を見に来ました」
「泊まるところは?」
「日帰りです」
「何か税関で申告するものは?」
「ありません」
「銃火器の持ち込みは?」
「ありません」
「犯罪歴は?」
「ありません」
「5000ドル以上の現金は?」
「持ってません」

という感じで、事務的な質問だけ入国オッケー。そんなんでいいんかいな、と思いましたが、最後の「5000ドル以上の現金云々」の応答のあとで、担当の女性係官 が「ナイアガラのカジノに行ったら、5000ドル以上カナダに置いていくことになるかもね」とジョークを言ってきたので、「いやぁ、ギャンブルやらないんで」と言ったら、「それが賢明ね」と笑ってました。

実際には滝は後回しにして、まずは近場(近くもないですが)のトロントへ行くこと に。トロントはナイアガラの滝から約100マイル(160キロ)離れており、だいたい1時間半ぐらいかかります。とりあえずはカーナビをセット、途中で 「制限速度80キロ(50マイル)」という表示を見て、「そうだよな~、アメリカと違ってカナダはキロ表示なんだよな~」とカナダに来た感慨にふけってい たのですが、ここで重大な疑問が。「オレ、カナダの運転免許持ってないじゃん・・・」。しょうがないので、「アメリカでも時々カナダナンバーの車を見かけるんだし、アメリカとカナダは相互に運転免許が有効になっているに違いない!」と信じて車を走らせました。途中で捕まらない&高速料金が発生しない(カナダのお金も持ってない)ことを信じて。。。

なんとか途中で捕まらず、高速料金所にも出くわさず、トロントの街が見えてきました。右前方に見えるのが、トロントの象徴、CN Towerです。

トロントに近づくにつれ、建設中や出来たばかりのようなガラス張りの高層ビルが沢山見えてきました。トロントの印象は「ものすごくキレイで近代的な街」という感じです。

真下から見たCN Tower。上の展望台に上ることができます。


とりあえず、駐車場はクレジットカードで払えることを確認して車を停め、CN Towerに上ることにしました。このビルは1970年代に建てられた、高さ560メートルのビルで、当時は世界一のビルだったそうです(今の状況は不明です。すみません。)

展望台からのビル街の眺め


一つ下の階に行くと、金網だけの吹きさらしの階に出ます。さすがに地上数百メートルだと、風が強いです。ちなみに、よじ登り禁止のマークが張ってあります。
 

さらに、下の床がガラス張りの箇所が!みんな平気でガラスの上に乗ったり寝転んだりしてますが、私は足がすくんで乗れませんでした。。。


実 はCN Towerに行く途中で、展望台に360 Restaurantという眺めのいいレストランがあることを知り、時間も夜の7時頃だったので、じゃあそこで食事しよう!と意気込んでいたのですが、入り口で展望台のチケットを買って上って見たら、実はそのレストランへの入り口は別である(展望台からは行けない)ことが判明。展望台に別のレストランはあるも のの、そこはこの団体の催し物で貸し切られていました。。。


カナダ在住の日本人の団体だと思われるのですが、けっこう年配の方が集まっていた感じです。

うおおお、飯食い損ねた。。。ひもじいよぉ、と言いながら、私たち夫婦はトロントのダウンタウンを散策することに。トロントのダウンタウンは、超キレイな近代的都市とレトロな建物が共存する、非常に魅力的な街でした。冬の寒さが無ければ住んでみたいな~、なんて思いますね。
 




実は私は、トロントに来るにあたって食べてみたいものがありましたので、妻を説得して食べに行くことに。それは「Poutine」というカナダのファストフードで、見た目はこんな感じです。


なんじゃこりゃ?と思われるかもしれませんが、Poutineとは「フライドポテトにチーズとグレービーをかけたもの」です(白いのはチーズです)。私のはベーコンのトッピングがありましたが、妻のはTraditionalだったので、具はポテトとチーズのみ。私はTravel Channelの「No Reservation」という番組でこれが紹介されているのを見て、一度は試してみないと、と今回の対面に及んだわけですが、寒いカナダの冬を乗り切るための「超カロリー重視食」という感じですね。トッピングのベーコンが厚切りだったのが、さすがカナダ、と思いました。ちなみに6月に日本から帰ってきて、ダイエットを誓った私たち夫婦ですが、今回の旅行から帰ったら2ポンド(1キロ)増えてました。。。そりゃこんなの食べてりゃねえ。。。

途中、道を歩いているとお巡りさんに止められました。なんでも、撮影中なので数分待ってくれ、とのこと。何の映画?と聞いたら、実は映画「Transporter」から派生したテレビシリーズらしいです。数分待ってたのですが何らの撮影らしきこともなく、通っていいことになりました。もしかしたら、遠くから撮ってたのかな?


そんなこんなでトロントを堪能し、ナイアガラの滝まで戻ってきた私たちですが、滝を見ていないことを思い出し、滝を見に行きました。時刻は夜10時を回っていたので当然暗いのですが、カナダ側から色とりどりの光を当てて滝がライトアップされており、非常にきれいでした。

よく、「ナイアガラの滝はカナダ側から見るほうがいい」と言われるのですが、アメリカ側から見ると(前回の私の撮った写真のように)滝を真横から見ることになるのに対し、カナダ側から見ると滝を真正面から見られるので、さらに圧巻なんですよね。ああ、今日カナダ側に来てよかったな~、と感動しました。

その感動も束の間、せっかくだしカナダ側の観光街でも通って帰ろうかい、と思って車を走らせた私たちは、カナダ側に来なければよかった・・・と思い知らされました。こっちの方が、めちゃくちゃ開けてて楽しそう!24時間開いてそうな繁華街と光の海、選びきれないほどの店の数。。。アメリカ側とはえらい違いでした。。。「ナイアガラに行くときは、カナダ側に行くこと」というのは、実は鉄板コースらしいですね。ううう、悔しい。。。

アメリカへの入国もスムーズに済み、深夜営業のスーパーでヨーグルトと酒を買って、ホテルに戻った私たちは、またもやベッドに崩れるように倒れこみました。明日は11時にチェックアウトだから、今のうちに荷造りしなくちゃ、と思いつつ寝てしまった私たちですが、早朝4時半の電話によって、思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまいました。。。

トラブル&帰宅編は次回に続きます。

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