こんにちは、Yamakakeです。
ニューヨークのマンハッタンは、アメリカには珍しく交通機関が発達してますが、その中でも地下鉄は日本の人にも映画やテレビなどでお馴染みかと思います。昔は暗い・危ない、などの代名詞でしたがここ最近は治安もよくなり、怖い思いをしたことはありません。でも、日本のように空調が効いているわけでもなく、清潔なわけでもないので、汚い・くさい・夏は暑い・電波入らない、と、東京の地下鉄と比べると、かなりヒドイ状態です。ですが、ニューヨークの地下鉄には、日本の地下鉄には無いものがあります。
それは何かと言いますと、「駅構内でのパフォーマンス」です。実際にニューヨークの地下鉄に乗ると、駅構内で歌ったり演奏したりしている人をよく見かけますが、これは誰でもできるわけではなく、年に一度(か二度?)オーディションを受けて合格した人だけが許可される仕組みとなっています。ですので、演奏のレベルはかなり高いです。ちなみに、電車内でゲリラ的に演奏してチップを集める人もいますが、そういう人達はだいたい無許可です。
今までで私が見た(&聞いた)なかで印象に残ったのは
- サックスフォンを吹くスパイダーマン。演奏の合間にスパイダーマンのポーズを決めてくれます。
- エレキバイオリンを弾きつつ、激しく踊る長身イケメン。
- 実際には見たこと無いけど、地下鉄のホームにグランドピアノを持ち込んで弾いてた人もいるらしい
- 地下鉄駅ではないけど、Times Squareのすぐ近く(だいたいレッドロブスターの前)には身長よりも長いギターを弾く人がいます。私もギター弾きますけど、この人けっこう上手いです。
下の写真は、一年ぐらい前にTimes Square駅で見かけて写真に撮った人なのですが、この人もインパクトがありましたね~。パッと見て何が何だか分からない人ですが。
この人は、ドラムセットを背負ってギターを弾き、歌いながらラッパを吹き、さらには右足と左足でドラムを叩く、という変態的な演奏を見せてくれました。その根性と技術に感心し、気がついたら手前のバケツに吸い寄せられるようにチップを入れてしましましたね。このところ地下鉄なぞ乗らなくなりましたが、この人まだいるのかな?